こんにちは!現役一橋大生のkeitaです。今回は、僕の合格体験記~空白の高1、高2編~です!
高3夏E判定だった僕が高1、高2でどのような生活を送っていたのか、ぜひ見ていってください!
あまり勉強ができなかった高1~高2の10月編
結論から言うと、僕は高2の10月に東進に入るまで、テスト期間以外で、あまり勉強に取り組むことができませんでした。
「なんだ、地頭が良かっただけかよ」と思うかもしれません。でも、内実はそんなカッコいいものじゃなく、ただただ理想と現実に板挟みになって苦しんでいた暗黒時代でした。
1.なぜ「机に向かうこと」できなかったのか
当時の僕はバドミントン部に所属していて、週5で部活をしていました。部活が終わり、家に帰ったあとはyoutubeでいだチャンネルを見るかゲームするかで一日が終わるような生活をしていました。
良い大学には行きたいなと思っていて、勉強しなきゃいけないことも分かっていたのですが、理想に現実が追い付かないという状況でした。今振り返ると、この勉強できない状況を作り上げていた2つの心理的なバグがあったと思います。
①「理想と現実のギャップ」からの逃避
僕はいつか良い大学に行きたいというプライドを持っていました。しかし、いざ机に向かって参考書を開くと、自分が何も解けない「無能」であるという事実を突きつけられます。それが怖くて、自分の無能さを確認したくないがために、勉強から逃げていたんだと思います。
②脳の報酬系のバグ
これは今、現代人のだれもが苦しんでいると思います。当時の僕もこれに相当苦しめられました(大学生になった今でもインスタのリールに脳を侵されています笑)。当時の僕は、3年後の「合格」という遠すぎる報酬よりも、目の前の「YouTubeの10分間の快楽」の方が圧倒的に強く感じられてしまうという状況にありました。僕の脳は、完全にスマホにハックされていました。
2.この「脳のバグ」をどう突破するか?
①「無能確認」の恐怖への対策:ハードルを地面まで下げる
自分の無能さを確認するのが怖いのは、「完璧に理解しよう」「一気に進めよう」というプライドが邪魔をしているからです。僕も完璧主義なのでこれが当てはまってたと思います。。
- 解決策:「1日5分だけ」「単語帳を1ページ開くだけ」という、絶対に失敗できないレベルまでハードルを下げてください。「5分だけなら、無能を晒してもダメージは少ない」と脳を騙すのがコツです。さらに、一度勉強を始めてしまえば、脳がアドレナリンを放出し、より長時間勉強できるかもしれません。
②「報酬系バグ」への対策:意志力ではなく「物理的な環境」に頼り切る
スマホの快楽に意志の力で勝つのは、完全武装のアメリカ特殊部隊に右フックのみで挑むようなものです。絶対に勝てません。無駄にあらがうのはやめましょう。たまに右フックで勝利してしまう人がいますが、ほんの一握りです。
- 解決策:意志が弱い人ほど、「スマホを物理的に触れない環境」に自分を放り込むしかありません。
- 僕の場合は、東進の自習室や時間を設定するとその時間が来るまで絶対に開かないタイムロッキングコンテナを利用していました。本当に23時間とか設定していた時もありました。笑
また、カフェや図書館などのスマホが触りにくい場所に行くのは定番の対策です。
結局、僕が高3で逆転できたのは、性格が変わったからではありません。「自分の意志力の弱さ」を認め、環境を整え、プライドを捨てて泥臭い一歩を踏み出せるようになったからです。
3.唯一やっていて逆転合格につながったかもしれないこと
そんな「受験勉強ゼロ」の僕でしたが、定期テストだけは学年上位をキープしていました。今思えば、実は、この時の「テスト対策のやり方」が、後の逆転合格を支えることになったかもしれません。
・数学:解法暗記を「拒否」した 僕は公式をただ覚えるのが嫌いで、「なぜこの解法になるのか?」という理屈にこだわっていました。例えば組み合わせ(nCr)。ただ公式を覚えるのではなく、「一旦一列に並べてから、入れ替え可能なr!通りで割って順序を打ち消す」というように理屈で覚える。時間はかかりましたが、この「理屈で理解する癖」が、一橋数学のような初見の問題を考える力に直結したのかなと思います。
・英語:LEAPをテストごとに完璧にした 学校で指定された範囲の単語と文法だけは、テストのたびに死守しました。高3で本格的に始めたとき、基礎語彙が頭に入っていたのは本当に大きな貯金になりました。
受験勉強をしているほかの高1高2と比べたら全然雑魚すぎますね笑。ですが、「受験勉強」はできなくても、「目の前のテスト」を本質的に利用すること。 これが、怠惰だった僕が唯一守った一線でした。
4.やらなくて後悔していること
一橋にもう少し楽に受かるためにやっておけばよかったなぁと思うことを紹介します。
1.敵を知らなかったこと
「いつか一橋に行きたい」と言いつつ、高3まで配点も、2次試験の問題形式も、合格最低点もまともに調べていませんでした。 「一橋の数学は整数・確率・微積が頻出」や「世界史の3大問中2大問のテーマは毎年似通っている」といった情報を早く知っていれば、効率よく勉強できたなと思います。。「敵を知る」ことをサボって、ただ漠然と不安がっていたのは、本当にもったいない時間でした。
2.数学の「網羅系」を放置したこと
テスト勉強で「理屈を理解する」のは良かったのですが、あくまで単元ごとの断片的な知識でした。高1・高2のうちに『青チャート』や『Focus Gold』のような網羅系参考書を、全範囲とは言わずとも「数Ⅰ・A」だけでも完璧に終わらせておくべきでした。 高3になってから全範囲の基礎を固め直すのは、想像を絶する時間がかかります。「理解」を「得点力」に変えるための反復練習を後回しにしたツケは、高3の夏に回ってきました。
3.進研模試以外のレベルの高い模試を受けなかったこと
学校で実施される進研模試しか受けていなかったのは、井の中の蛙状態に僕を陥らせました。進研模試は受験者層が非常に広いため、大して勉強していなくても偏差値が高く出がちです。 その数字を見て「自分はまだ大丈夫だ」と勘違いし、一橋を争う本当のライバル(進学校で死ぬ気で勉強している層)との圧倒的な距離感に気づけませんでした。もっと早く駿台模試や河合塾の全統記述模試を受けて、全国レベルの絶望と危機感を味わっておくべきでした。
5.勉強以外の「意外な武器」と「環境」の話
もう一つ、今の僕に繋がっているのが「読書」です。 勉強はしていませんでしたが、本はよく読んでいました。ジャンルを問わず活字に触れていたことで、知らず知らずのうちに一橋の入試で不可欠な「読解力」や「語彙力」が養われていたのだと思います。
また、当時の僕が切実に欲しかったのが、「強制的に勉強させられる環境(自習スペース)」です。 家にはYouTubeも布団も誘惑が多すぎました。「自分は意志が弱い」と自覚している人ほど、高1・高2のうちに「ここに行けばスマホを触れない」という場所を見つけるべきだと痛感しています。「もう少し早く東進に通っていれば…」と今でも後悔しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか!合格体験記というより失敗の分析記録みたいになってしまいましたが、次回からは逆転合格体験記のようになっていくので期待してください!
「書くことがない」ような2年間を過ごした僕から伝えたいのは、以下の3点です。
- 「やる気」に頼るな、環境を変えろ。(自習室や図書館へ行こう)
- 定期テストだけは「理屈」を意識して利用しろ。
- 机に向かえない自分を責めすぎない。(それは脳のバグのせいです)
これをみている高1高2の方は自分の行動を振り返り、後悔のないように過ごしてください!

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